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2010年5月18日

自分を信じ仲間を信じて勝ち進んで!!~高体連出場選手激励会~ (H22.05.18)

 体育館に流れる行進曲と拍手にあわせて,六つの運動部員が堂々の入場。いよいよ支部大会の幕が切って落とされます。三年生にとっては支部での最後の大会。悔しかった思いを遅くまでの練習で克服してきました。夢や希望を持って重ねてきた努力の成果は必ず花開くと確信しています。ぜひ自分の思い出のために勝ち進んで欲しいと思っています。二年生や一年生はアシストをしっかり頑張ってください。自分を信じ仲間を信じるチームワークという総合力が最後の勝負です。ぜひ全道大会に駒を進め,全国大会に出場して“函館に大妻あり”とアピールして欲しいものです。全道全国に住んでいる卒業生も活躍を期待して声援を送っています。


写真:©函館大妻高等学校

投稿者 otsuma : 18:00

2010年5月17日

満開の染井吉野のもとで「野点」(H22.05.17)

 5月17日(月)10:30から開催された第32回春の野点は,快晴のもと福祉施設入所者の方々や町内会,同窓生など約200人の参加者で大盛況でした。NHKの生中継や新聞社などの報道機関の取材など,顧問の櫻井先生,部長の福祉科三年木村茉麻(まあさ)さんと20名の茶道部員も大忙し。
 
 野点は,初代の外山ハツ校長先生の発案で昭和54年5月に第一回目が開催され,毎年八重桜(関山)満開の時期に開催されてきましたが,今年は天候不順のため初めて染井吉野のもとで実施されました。お茶は碧水園の「松の翠」,お菓子は千秋庵の「花見まんじゅう」,生徒たちの作った雲平「さまざまな櫻」でおもてなし。作法は表千家 立礼。

 ちなみに本校の敷地内には9種類約50本の櫻が植樹されています。染井吉野(ソメイヨシノ)・大山桜(オオヤマザクラ)・霞櫻(カスミザクラ)・大島櫻(オオシマザクラ)・関山(カンザン)・糸括(イトククリ)・枝垂櫻(シダレザクラ)・紅豊(ベニユタカ)・そして最後に咲くのが兼六園菊櫻(ケンロクエンキクザクラ)です。特に兼六園菊桜は本校には2本あり,菊と名前がついているように花びらが180枚から200枚あります。また,紅豊は七飯町在住の櫻博士浅利政俊先生の作品です。


写真提供:高山潤(©ものかき工房

投稿者 otsuma : 17:00

2010年5月15日

保護者向け進路講話(進学)を実施 ~昨年の進路決定率95%を100%に!!~ (H22.05.15)

 保護者に進路について関心を深めていただこうと,進路指導部を中心に企画実施された『保護者向け進路講話』が,5月15日(土)本校2階の大講堂において開催された。当初土曜日の2時ということで不安だったが,52名の参加者があり熱心に聴講していた。

 本校も進学希望者が増加し,3年ほど前から就職希望者と逆転現象をおこしている。日本社会事業大学や同志社大学,北海道教育大学函館校,北星大学などの4大のほか,短期大学や専門学校などで,ほとんどが推薦入試での合格。

 今回は「進学希望」生徒の保護者が対象。卒業後の進路選択を見据えて,本校での進学状況と進学する際の就学資金の情報提供,担任と進路指導部担当者との懇談が主な内容。保護者の進路に対する関心が高まれば親子の会話も深まり,早い時期での意思決定と目的に向けての取り組みが始まる。「昨年を越える!!」を合言葉に進路指導部はがんばっています。

写真:©函館大妻高等学校

投稿者 otsuma : 18:00

辻調理師専門学校の講師による特別授業 ~着々と高・専連携教育協定の成果~ (H22.05.15)

 食物健康科の二・三年生を対象にした特別料理教室が5月15日(土),食物健康科棟で行われた。辻調理師専門学校とは昨年7月27日に高・専連携教育協定を締結し,今回で3回目の特別料理教室。西洋料理の斉藤直樹先生と眞木 孝先生は1回目と同コンビで,斉藤先生は釧路市出身ということもあって皆勤賞。

 『すずきのパイ包み焼き ソース・ショロン』のデモンストレーション。すずきをさばき,パイ生地を伸ばし,ムース・ド・ポワソン(舌平目と帆立でつくる魚のムース)とソース・ショロン(あったかいふわっとしたマヨネーズに似たソース)をつくり,いよいよパイ包みの実演。

 パイ生地の上にすずきをのせて包み込み,包丁でヒレ等を書き,ウロコは口金で立てて行く。まさに職人技!! こんがりと焼きあがったすずきのパイ包み焼きに一同大歓声!! 試食してみて二度目の歓声。

 この“すずきのパイ包み焼き”は,フランスのリヨン近郊にあるレストラン「ポール・ボキューズ」のオーナーシェフであるポール・ボキューズさんの代表料理。ポール・ボキューズさんは世界最高のシェフで現在84歳。40年以上も3つ星を維持するレストランであると紹介を受けて試食もヒートアップしていた。

 
 

写真:©函館大妻高等学校

投稿者 otsuma : 17:00

2010年5月12日

食物健康科で「包丁の研ぎ方」の講習会 (H22.05.12)

 入学したばかりで,まだ包丁が手になじんでいない生徒が調理師になるための基礎教育の一環として実施して今年で3回目。講師は,生徒の包丁セットを納入している江戸時代から145年の歴史を持つ老舗の堺石藤(大阪府堺市)の石谷六郎営業部長。

 片刃の和包丁と両刃の洋包丁の違いについて,『料理を生で食べることもある和食では良く切れる包丁が必要なので,日本の包丁は片刃になっている』と説明。また,使った後はきれいに洗い水分をふき取るなど,衛生的に使うよう指導し,『冬など気温が低く包丁の水分をふき取りにくい時は,湯で洗ってからふくと水分が蒸発する』とアドバイスしていた。

 講義終了後,名前入りの“マイ包丁”と“マイ砥石”でいよいよ実演。刃先が20度の角度で当たるように,時々水をたらしながら包丁を慎重に前後させていた。生徒は『手を切りそうで怖かったけれど,きちんと研げたのでうれしかった』と話していた。

 
 


写真:©函館大妻高等学校

投稿者 otsuma : 17:00