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2012年12月 1日

大妻メモリアルピアノコンサート

 11月16日、食物健康科棟「カフェテリア」にて、4回目の開催となる「大妻メモリアルコンサート ヴァイオリンとピアノの調べ」が開催されました。
 

 カフェテリアにあるピアノは、2007年に食物健康科棟を新築する際に、同じ場所にあった旧校舎の倉庫から発見されました。函館短期大学の佐々木茂先生やヤマハの上出幹夫さんによる鑑定の結果、日本国内で最古に近いピアノである可能性があるとされました。
 前校長・外山茂樹先生は「このピアノは函館大妻高校の歴史を語るもの」だとして、原型を崩さず外観の補修もせず可能な限り当時の材料で修復をおこなうことを決めました。残念なことに、外山先生は修復の完成を見ずに急逝されましたが、こうして思いはつながりピアノコンサートが毎年開催されています。


「大正14年」と裏書きされていた写真。大正14年は1925年です。


ピアノ演奏は第1回のコンサートからお願いしている高実希子先生(函館市出身/函館短期大学非常勤講師)です。


札幌交響楽団のヴァイオリニストとしも石原ゆかり先生(函館市出身)とのアンサンブルです。


歴史あるピアノの音色と、おふたりの名演に聞きほれる聴衆。

【演奏曲目】
  エルガー   愛の挨拶
  フォーレ   エレジー
         シシリエンヌ
         夢のあとに
  ドビュッシー 亜麻色の髪の乙女
  ファリャ   スペイン舞曲
  ラフマニノフ ヴォカリーズ
  バルトーク  ルーマニア民俗舞曲


こちらはコンサート後の歓談タイムにて。


食物健康科3年生が手作りした和菓子です。紅葉した木の葉は校庭から集めてきました。


◆写真をクリックすると大きくなります。

【写真撮影】ものかき工房 高山潤

投稿者 hotsuma : 2012年12月 1日 07:39