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2010年5月12日

食物健康科で「包丁の研ぎ方」の講習会 (H22.05.12)

 入学したばかりで,まだ包丁が手になじんでいない生徒が調理師になるための基礎教育の一環として実施して今年で3回目。講師は,生徒の包丁セットを納入している江戸時代から145年の歴史を持つ老舗の堺石藤(大阪府堺市)の石谷六郎営業部長。

 片刃の和包丁と両刃の洋包丁の違いについて,『料理を生で食べることもある和食では良く切れる包丁が必要なので,日本の包丁は片刃になっている』と説明。また,使った後はきれいに洗い水分をふき取るなど,衛生的に使うよう指導し,『冬など気温が低く包丁の水分をふき取りにくい時は,湯で洗ってからふくと水分が蒸発する』とアドバイスしていた。

 講義終了後,名前入りの“マイ包丁”と“マイ砥石”でいよいよ実演。刃先が20度の角度で当たるように,時々水をたらしながら包丁を慎重に前後させていた。生徒は『手を切りそうで怖かったけれど,きちんと研げたのでうれしかった』と話していた。

 
 


写真:©函館大妻高等学校

投稿者 otsuma : 2010年5月12日 17:00